ぶたいうらのうら

アメリカにて舞台音響を学び始めて2年。日に日に図太くなっていく留学生の日常。

Spring Dance - 舞台稽古2日目 -

本日、バレエの2回目の舞台稽古(Tech rehearsal通称Tech)を終えたところで今私が何をやってるのか紹介したいと思います。

 

うちの大学ではDanceと言ったらバレエのこと。毎シーズン最後のショーはバレエの作品になります。

その中で私がサウンドとして何をやっているかというと、

ポジション名ではProduction Sound Engineer。仕事の内容は、サウンド・デザイナーのアイデアを実現するためにサウンド・システムの準備から管理まで現実的な部分を管理するっていうところかしら。

もっと具体的に言えば、準備段階では全ての備品の準備、クルーのスケジュール作り、技術的な部分で他のdepartmentとやりとり。

デザイン云々に加えてもっと大事な側面が稽古中やショーの時の”通信手段”を確保すること。

 

どういうことかと言うと、ショーを運営するには離れたところで働く舞台監督や照明・セットのオペレータたちが常にコミュニケーションを取らなくてはいけません。そこで必要なのがインターコム・システム(我々はだいたいComって呼んでます)。これのプランから設置・管理まで含めてサウンドの仕事なんです。

加えて舞台監督のためにステージを映したモニターを設置するのも我々の仕事だったりします。

 

 

今日はサウンド的には問題なく行ったので稽古自体は良かったのですが、明日は朝からライブ・ストリームをするVideoチームのサポートや日中もリハがあるのでまた一日中劇場浸りの模様。もちろん途中授業があるときは抜け出しますが。

 

ではまた!