ぶたいうらのうら

アメリカにて舞台音響を学び始めて2年。日に日に図太くなっていく留学生の日常。

アメリカで交通事故に遭う 1日目 ーER編ー

さてさて、救急車の高額請求が怖くてタクシー拾ってERに行ったみどりんごです。

その時の様子をまとめてみようと思います。

 

 

事故後の興奮が醒めて痛みが増した右脚を引きずりながらUC Medical Center内のERのエントランスに到着。

ここはアメリカならではだと思ったのは、入ってすぐセキュリティチェックがあるところ。空港みたいに所持品全てをセンサーに通してセキュリティゲートを潜りましたよ。

病院に警官がスタンバってるのも

 

通常の診療時間外だったので待合室は結構いっぱい。

 

受付デスクで個人情報を登録し、口頭で問診を受ける。

 

- Do you have any pre-existing medical conditions? 既往歴はありますか?

- Do you use any drugs? クスリやってますか?(もちろんここでのdrugは病院で処方される薬のことじゃなくて大麻とかそっちのやつです)

- When was the last period? 最後の生理はいつでしたか? (生理をperiodと言うのを知らなくて聞き返したらmonthly bleedingって説明されてやっと分かった)

 

名前と診察番号が載ったリストバンドをつけてもらい待合室で待つこと50分、生まれて初めてERのドアの向こうへ。

 

 

個室に通されたもののドクターが来るまでドア開けっぱなしにされてたので、脚以外どうもない私は周りの様子を観察してました。

日本でも病院には結構通っていた方だけれど、ERは全然雰囲気が違う。

気づいたら病院にいました、って感じの患者さんとご家族の会話とか、今まさに治療中の患者さんの絶叫とかが聞こえて来るので何だかこちらも顔が歪んでしまった。

 

さておき、私はとりあえず脚のレントゲンを撮ることに。

驚くことにレントゲン室には行かずにレントゲンの機械がやってきて診察室でその場で撮影してくれた。ちなみに機械は日本製だったが。

結果は骨折とか深刻な病変は認められませんでした、とのこと。思わずPAさんに “Oh, that's what I wanted to hear..."って言っちゃった。

 

Ibuprofenという痛み止めの処方箋と今後の指示の書かれた紙をもらい、慣れない松葉杖を使って退出。

面倒だったのはその場で薬を出してくれるわけではなかったこと。翌日近くのCVSに行かなくてはならなかった。

 

今回は事故による怪我の治療だったので、特別にAccident Informationという書類を渡された。

 

- 事故の状況説明

- 自分の保険

- 事故の責任者の連絡先、保険情報

- 弁護士の有無

 

等々を記入して返送。これを元に支払い請求の手続きが進められるらしい。

 

ここで私は相手側の保険情報を一切聞いていないことに気づく。

翌日私にぶつかったドライバーに問い合わせるが…

 

 

- 保険問題編に続く-